指導員の声

オリンパスサポートメイトでは、経験豊かな指導員が、チーム員一人ひとりの障がいに配慮しながら、安心して働ける職場環境を整えています。チーム員の良き相談相手として寄り添う指導員のみなさまに、チーム員に対する思いや仕事へのやりがいについて語っていただきました。

「働きたい会社」「働きやすい会社」と言っていただくために

中村さん

オリンパスサポートメイトでは、オリンパス技術開発センター宇津木・石川、オリンパスメディカルシステムズ日の出工場などオリンパスグループ内の清掃業務のほか、有機肥料の製造などの事業を行っています。
(有機肥料:オリンパスの環境活動の一つとして食堂で出た生ゴミを肥料とすることで食のリサイクルに貢献しようとするものです。)

知的障がいを持つチーム員すべてが、戸惑うことなく作業にあたれるよう、明確なスケジュールとマニュアルを作成。そのうえで、一人ひとりに応じた指導をするよう心がけています。

チーム員はみなそれぞれ、責任を持って清掃する担当場所を持ち、毎日決まった流れで作業を進めています。清掃する各場所には、わかりやすく手順を記したマニュアルがあり、その通りに行えば、安心して作業が進められる仕組みを作っています。

また、決まったスケジュールや手順で行う日々の業務の成果を実感できるよう、1年に1度、「社内清掃検定」も実施。初級は基本的な清掃用具の使い方、中級は場所ごとの手順がしっかりできているかを確認し、上級は作業を説明しながらのデモンストレーションができることを目指します。検定はふだんの業務の中で1カ月間かけて行うので、緊張することなくいつも通りに過ごす人もいれば、いつも以上に士気を高めてのぞむ人もいます。いずれも検定で成果が認められると、次の課題に向けての意欲が生まれるようです。

オリンパスサポートメイトでは、さまざまな障がいの特性を持ったチーム員が、毎日いきいきと仕事に取り組んでいます。入社当時にはできなかったことが、指導員の指導やチームメイトの協力でできるようになっていく。その小さな積み重ねが、私にとっての大きなよろこびになっています。これまで就業の機会がなく、「自分にはできないかもしれない」と思っている方でも、指導員やチームメイトと一緒にチャレンジしてみれば、できることはたくさんあるかもしれません。その可能性を多くの方に実現していただくために、今後も事業の拡充を図っていく予定です。そして、オリンパスサポートメイトが「働きたい会社」「働きやすい会社」と言っていただけるように、より努力していきたいと思います。

一人ひとりが持つ力を最大限に引き出したい

松代さん

障がいのある子どもの児童デイケア、介護施設勤務を経て、障がいを持つ方々の就業を支援する仕事に就きたいと考えて、オリンパスサポートメイトに入社しました。

清掃を指導することは私自身が初めてで、入社当時はチーム員と同じように、マニュアルを見ながら手順を覚えていきました。まず自分がやってみることで、きれいなることを実感し、チーム員にはそれをベースにわかりやすく伝えるように心がけました。

それでも初めは、チーム員に理解してもらえなかったり、理解してもらえたと思っても実際にはできなかったりすることがありました。そんなときは「どうしてわかってもらえないのだろう?」と思っていたのですが、チーム員の隣で一緒にやってみると、私の伝え方ではわかりづらい表現になっていたことがわかりました。それからは、どういう言葉で伝えればわかってもらえるのか、実際にできるようになるのかを、常に考えながら指導しています。質問があったときにも、それぞれの理解度を考慮して答えるようにしています。

そうしてできるようになったときには、チーム員と一緒によろこんで、「今のを忘れないようにしていきましょう」と励ましています。こうした達成感をチーム員と一緒に感じられることが、仕事のやりがいにつながっています。これからも、チーム員それぞれが持っている力を最大限に引き出せるように、その力を十分に発揮できる職場を作れるように、指導員、チーム員とともに頑張っていきたいと思います。

「働きたい」という障がい者の願いを実現するために

佐藤さん

以前は障がいを持つ方々のための施設で働いていました。当時、知的障がいを持つ成人の方からは、「ほんとうは自分で働いて得た給与で生きていきたい」という話をよく聞きました。保護者の方も、「できれば一般就労の機会があれば」と望んでいました。そんな方々の選択肢を少しでも広げられる貢献がしたいと思い、オリンパスサポートメイトへ転職しました。

前職の頃から、知的障がいを持つ方々と接する仕事は楽しく、やりがいがあると感じていました。今の職場でも、指導したチーム員が清掃の手順を覚え、できたことを報告するために、誇らしげな表情で駆け寄ってきてくれるときなどは、とてもうれしくなりますね。また、時間のあるときはできるだけ、チーム員とのコミュニケーションを大切にしています。バスツアーなどのイベントの前後はとくに、チーム員が張り切って話しをしてくれるので、そうした話を聞くのも楽しみの一つです。

社外の勉強会で学ぶ機会に、特例子会社には障がい者施設を経験された職員は意外と少ないことを知りました。オリンパスサポートメイトには、これまでにも障がい者の方とかかわってきた指導員が多くいますので、それぞれの障がい特性について充分に理解した指導が行えていると思います。もし、「一般就労したいけど、自分にできるかな」と思われたら、ぜひ見学や実習に来てください。そうした方々やチーム員が、誇りを持って働ける職場を作っていきたいと思います。

「地域とのつながり」「地域とのかかわり」を構築していくために

小林さん

オリンパスグループの別会社で勤務していた私は、チーム員の働きぶりをよく目にしていましたが、いつも「おはようございます」と声をかけ、一生懸命作業をしている姿に感心していました。指導員として仕事をすることになり、最初はとまどうことも多くありましたが、同時に、ひとつひとつの作業でチーム員の皆さんが迷うことのないようなたくさんの工夫があることを知り、今では共に成長できるように取り組んでいます。最近特に感じることは、私たちは多くの方々に支えられているということです。グループ会社の方々はもちろんですが、チーム員の生活面を支え、さまざまな相談を受け支援してくださる機関、チーム員が卒業した支援学校の先生方と、周囲の共に障がい者雇用を進めている企業の皆さまと多くの方々に支えられ、連携をさせていただき仕事を進めることができています。

そしてまた事業所のある地域のみなさまも同様です。何か少しでもお役に立ちたいと考えて、週に一度会社周辺から北八王子駅までの清掃や八王子市のアドプト制度の承認を受け、毎日通勤で利用している 北八王子駅ロータリーのプランターの手入れをさせていただいております。同じ仲間の特例子会社から季節に合わせた花を購入し、四季に合わせて植え替えたり、水やりや花がら摘みなどをしたり、花の成長を感じながら手入れをしています。

始めたばかりのころは、駅の二階から水をくみ、何度も往復して水やりをしていました。夏の暑い時期は水やりにとても時間がかかって大変だったのですが、今は駅のみなさまの協力を得て近くの水道を使わせてもらい、楽に作業ができるようになりました。作業しているときに、地域のみなさまからもお声をかけていただくこともあり、この活動を通して私たちもまた感謝の気持ちを育てさせていただいております。

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